高含水土固化リサイクルシステム 強アルカリ性土壌の中和処理

pH中和剤(Dr.pH汚泥用)て゛強アルカリ性の土壌を中和します。

本工法は、pH中和剤(Dr.pH汚泥用)を使用し、改良土や自硬性汚泥等の強アルカリ性土壌を中和処理する技術て゛す。
強アルカリ性の改良土及ひ゛自硬性汚泥や汚泥処理土等を中和処理します。

システムの特長

  1. 対象物と中和処理剤を混合後、3日~7日程度て゛pH値は安定します。
  2. 自硬性汚泥等は中和処理後の使用用途か゛拡か゛ります。
  3. 土壌環境基準に対応。
  4. 自硬性汚泥、石灰改良土の中和処理を行います。

平成15年環境省告示 第18号による溶出試験 及ひ゛ 平成15年環境省 告示第19号による含有 試験ともに指定基準を 満たしています。

施工の流れ

曝気養生効果

事例1

処理し仮置きしてある自硬性汚泥を3~5日毎に撹拌(曝気)した時のpH値の推移です。
当初のpH=13.0程度から50日後にはpH=11.0前後を示しています。
これは、空気中の二酸化炭素と汚泥中の強アルカリの水酸化カルシウムが反応し、
pHがより低い弱アルカリ性の炭酸カルシウムに化学変化することによります。

Ca(OH)2+CO2?CaCO3+H2O

事例2

SMW工事で発生した自硬性汚泥(発生時pH11.8)の、各曝気養生期間に対する
pH=8.5まで低減するまでの中和剤(Dr.pH汚泥用)の使用量との相関を示したもので、
曝気養生期間に比例して中和剤(Dr.pH汚泥用)は低下傾向にあります。
これは曝気養生によってコスト低減に大きな効果を示すものと言えます。